展覧会 「痕跡」

Onが2023年のクリエイティブ制作にて度々コラボレータとして関わった加瀬透さんを起点に集まったアーティストやデザイナー計4人(加瀬透、DODI™︎、内海 拓、Reo Anzai)によるエキシビジョンをOn Tokyo 3Fにあるコミュニティスペースにて12月2日(土)より行います。

私たち、Onにとっても初めての取り組みであり、スポーツとアート、そしてデザインのコラボレーションの空間でどのような景色が見られるのか、楽しみにしております。


※本展示会場ではOnの商品の販売は行いません。


グラフィック:加瀬透 @kasetoru

会場設計:DODI™ @dodi_jp_

映像:内海 拓 @takurinbo

サウンド:Reo Anzai @reo_anzai


On Tokyo will hold an exhibition in the community space on the 3rd floor of On Tokyo, featuring four artists and designers (Toru Kase, DODI™︎, Taku Uchiumii, and Reo Anzai) from 2th Dec . This is a first for On and we are looking forward to seeing what kind of scenery we can see in this space of collaboration between sports, art, and design.


*On products will not be sold at this exhibition.


Graphic: Toru Kase @kasetoru

Space Design: DODI™️ @dodi_jp_

Video: Taku Uchiumi @takurinbo

Sound: Reo Anzai @reo_anzai

このエキシビジョンはOnとアーティストやデザイナーたちとのコラボレーションプロジェクトです。プロジェクトはここOn Tokyoの3階中央部分のコミュニティスペースを使い、「一緒に何かをやってみる」という漠然としたところから始まりました。



私たちが構想したのは、Onのプロダクトとアーティストやデザイナーたちの接点を探ってみるという試みです。言い換えるとOnのプロダクトとアーティストやデザイナーたちの対話は可能なのか?ということを考えてみる、ということかもしれません。


そこでまず、Onのプロダクトはどのように人間の活動に関わっているのかを話し合うことにしました。端的に言えば、Onの商品は走ることや運動することに関わる商品です。それは人間の日々の活動に関わるものです。そして、人間が活動した後には必ず痕跡が残り、人間が生まれてから数多くの活動の痕跡が地球上には日々刻まれ続けています。その痕跡の上に、今日の人間の活動があります。


例えば、歩く、走る、踊るといった運動の後には必ず足跡が地面に刻まれています。もっと具体的に言えば、衣服を畳む、部屋を掃除する、スマートフォンを操作する…。目には見えないかもしれませんが、必ずそこには人間の活動の痕跡が現れます。また絵画や彫刻、映像、音楽等も広く捉えれば人間の活動の痕跡であるとも言えます。


つまり活動の後には必ず痕跡が現れ、それらの一部は記録として後世に伝播していくこととなります。そこに接点を見出し、Onのプロダクトもアーティストやデザイナーが生み出す作品も、人間の活動の痕跡であると捉え、エキシビジョンプランを考えていくことにしました。


具体的には、Onのプロダクトを使い、ある痕跡を生み出し、記録し、作品化し、展覧会を制作するというプランです。


その痕跡を産む場所としたのが、波打ち際です。波打ち際は、向こうとこちらを繋ぐ境界でもあり、様々なものが行き交う場所でもあります。その場所をOnのプロダクトとアーティストやデザイナーたちを繋ぐ場所とし、そこで痕跡を産みだそうと考えました。波打ち際から展覧会まで行った具体的な活動は以下です。


①On Tokyo コミュニティスペースでエキシビジョンに使用する面積を算出する。

②その面積を波打ち際に運び込む。

③その面積内をアーティストやデザイナーたちがOnの靴や衣服を装着し、歩いたり・走ったりすることで、痕跡が生まれる。

④その様子を映像・音・写真などいくつかのメディアに記録する。

⑤アーティストやデザイナーたちが、痕跡を生んだ波打ち際での記録を解釈し、制作を行う。

⑥On Tokyo コミュニティスペースに作品を持ち寄り構成し、エキシビジョンをつくる。


ここまでが、私たちのプランです。



This exhibition is a collaborative project between On and designers, artists. On Tokyo Flagship’s third floor Community space serves as an experimental space to create new projects.


What we had in mind was an attempt to explore “connection”. In other words, is it possible to have a dialogue between On’s products and artists and designers? It might be something to think about.


First, we decided to consider how On’s products are related to daily human activities. Simply put, On’s products are related to running and exercise. It concerns the daily activities of humans. It concerns the daily activities of humans. From human activities, traces are always left behind, and the traces of many activities have continued to be engraved on the earth every day since the birth of humans. Today’s human activities are built on those traces.


For example, every time we walk, run, or dance, footprints are left on the ground. More specifically, folding clothes, cleaning your room, operating your smartphone... Although it may not be visible to the naked eye, there are always traces of human activity. Also, if we consider paintings, sculptures, videos, music, etc. broadly, we can say that they are traces of human activities.

Schedule

2023年12月2日(土)–12月10日(日)11時–19時

Sat. 2–Sun. 10 December, 2023 11:00–19:00

Location

On Tokyo Flagship Store (3F)

5 Chome-17-27 Jingumae, Shibuya
150-0001 Tokyo

キャットストリート側入口の右側階段から3Fまでお越しください

Please come to the 3rd floor from the right staircase at the entrance on the Cat Street side

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